2016年6月28日火曜日

姿勢を正しく




良い姿勢でピアノを弾いている姿を見ると、それだけて音が素敵に聴こえてくるような気がしませんか? これは、気のせいでも何でもなく本当に理にかなったお話なのです。 それでは、ピアノを演奏する時の姿勢を正しくするには
どのような事に気をつければ良いのでしょうか。 

まず、座り方。足を床につけ、椅子に浅く腰掛けます。浅く腰掛ける事で重心が前になり、力をコントロールしやすくなります。そして背筋を伸ばします。この時猫背にならないようにしてください。背筋を伸ばすことで身体が安定し、効率良く力を伝えることができます。逆に猫背になると背骨から力が逃げてしまいます。 


そして、椅子の高さですが、手を鍵盤に乗せた時、肘から手首までをおおよそ水平になるようにしてください。水平にする事で腕の重さを効率良く鍵盤に伝えることができます。
次に、自由に腕を動かせるようにピアノとの距離を椅子の前後で調節します。個人差が大きいので明確な距離はありませんが、腕をクロスさせても肘があたらないように考慮すると、肘の角度は100度前後になるくらいです。 

 このように、姿勢を正しくする事で、身体を楽に、効率良く使う事ができるようになります。 姿勢の準備ができたら、きちんとできているかスマホや鏡で確認しながら調整しましょう。

自分が思っているのと実際の形は案外違っている事があるものです。

はじめは気をつけることが多くて面倒だと思いますが、慣れてしまえば意識しなくてもできるようになります。 大切なのは反復する事で身体に覚えてもらう事なのです。 


いかがですか?良い姿勢で弾くだけで良い音を作り上げる事ができ、見た目もカッコいい!また、余分な力も抜けて演奏も楽にする事もできるんです。  その他にも姿勢を正しくすると「集中力がつく」「肩や首が凝りにくくなる」「美肌」「痩せやすくなる」など様々な効果も期待できるようです。 

ピアノだけに限らず、普段の生活の中でも良い姿勢というものを意識してみましょう。


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