2016年6月3日金曜日

危険も必要です

知育の発達には体育の発達もセットで考える必要があります。様々な研究がされていますが、研究者の中に運動能力の高い子どもは精神面の成熟が良好で、知能が高く、社会性が発達していると述べている方もいらっしゃいます。

最近は海外でもこのような事を教育面で取り入れている国や都市もあるようです。

今の日本は危険ばかりを避けさせた結果、運動や遊びが危険となりボール遊びは大人がいないと禁止というような事になり最後には公園の遊具も危険だからと使用が出来なくなるような事態も少ないながら発生しています。

でもこれは変な事だと思いませんか?人生、危険を察知する能力も非常に重要な能力だと思います。その能力は危険を回避するだけでは養えないのです。体育や運動、遊びのなからから身体を動かし学び取っていくものではないでしょうか。

そしてこの運動能力はり神経系統の発達に基づくと考えられている方が多く、この内容が支持されています。という事は、運動能力は体格の発達ではなく神経系統の発達と因果関係があると考えられているようです。つまり、精神面や知能の発達と相関関係があるということなのです。このような事から幼児教育や児童教育では知能だけのアプローチでなく双方向からのアプローチが非常に重要なのではないでしょうか。

日本の教育は昔から化学的根拠が非常に少ない状態です。どうしても両サイドからのアプローチではなく盲目的な偏った考え方に陥りがちです。このような状態から抜け出し保護者の方たちも大らかに知育だけでない教育を実施してみては如何でしょうか。

危険を避け続け、全て避けきれれば良いですが何か問題が発生するかもしれないと予見する思考、そしてそれらを問題解決できる能力を伸ばすことが生きる力、生きる事への応用力を持ったお子さんに育てることがこれからの時代には必要な事だと思います。

まならぼは教育方針である「応用力」を育てる為に、体育プログラムとしてアウトドアスクールもご用意しています。夏休みには自然の多い環境で敢えて体験するべき危険を学んでみては如何でしょうか。

お気軽にお問合せ下さい。FBからでもお問い合わせをお受けしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿